使い方
複数のシステムコンポーネントの可用性(99.9%など)を入力して、直列・並列構成での総合SLA(Service Level Agreement)を計算するツールです。システム設計やインフラ構築時の可用性評価に活用できます。
計算ツール
計算結果
解説
SLA(Service Level Agreement)とは
SLAは、サービス提供者が顧客に対して保証するサービス品質の水準を定めた合意書です。特に可用性(Availability)は重要な指標で、システムが正常に稼働する時間の割合をパーセンテージで表します。99.9%の可用性とは、年間で約8.77時間のダウンタイムが許容されることを意味します。このツールでは高精度な数値計算を行い、正確なSLAを算出します。
直列構成(Serial Configuration)
直列構成では、すべてのコンポーネントが正常に動作する必要があります。ひとつでも故障すると全体が停止するため、各コンポーネントの可用性を掛け合わせた値が全体の可用性となります。計算式:A₁ × A₂ × ... × Aₙ
並列構成(Parallel Configuration)
並列構成では、複数のコンポーネントが冗長化されており、ひとつが故障しても他が動作し続けます。すべてのコンポーネントが同時に故障する確率から全体の可用性を計算します。計算式:1 - ((1-A₁) × (1-A₂) × ... × (1-Aₙ))
計算例
| コンポーネント | 直列構成 | 並列構成 |
|---|---|---|
| 99.9% × 99.9% | 99.800100% | 99.999900000% |
| 99.5% × 99.5% × 99.5% | 98.507487% | 99.999987500% |
| 95% × 95% × 95% | 85.737500% | 99.987500000% |
| 99% × 98% × 97% | 94.109400% | 99.999400000% |
実用的な活用例
このツールは、クラウドインフラの設計、マイクロサービスアーキテクチャの可用性評価、データセンターの冗長化計画などで活用できます。例えば、Webアプリケーションでロードバランサー、Webサーバー、データベースが直列に配置されている場合、各コンポーネントの可用性から全体のSLAを予測できます。
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